養育費はどのくらい必要か?
子供のいる男性が離婚するとなると必要になるのが子供の養育費です。
父親として社会人として、そして男として「子供の養育費くらいはキチンと払いたい」と考えている男性も少なくないでしょう。
…とはいっても、先立つモノがなければ養育費を支払い続けるのが難しいのも事実です。
養育費は裁判所が発表した早見表を相場とするのが一般的ですが、父親と母親の年収によって段階的に金額が決められています。
次に、離婚後にどのくらい養育費が必要になるのかをケース別に紹介していきましょう。
ケース1:年収250万円以内
父親の年収が250万円以内の場合、養育費の額は母親の年収による影響はほとんどありません。
養育費は子供1人当たり、ほぼ月額1~4万円程度と考えていいでしょう。
- 父親0~100万円以内…0~1万円程度(月額/子供1人)
- 父親100~150万円以内…0~2万円程度
- 父親150~200万円以内…1~4万円程度
- 父親200~250万円以内…2~4万円程度
ケース2:年収350万円以内
父親の年収が350万円以内の場合、養育費の額は母親の年収によって多少の変動があります。
養育費は、子供1人当たり、月額1~8万円程度と差が出てくるでしょう。
父親250~300万円以内
母親0円…5~7万円程度(月額/子供1人)
母親100万円台…3~5万円程度
母親200万円以上…1~3万円程度
父親300~350万円以内
母親0円…6~8万円程度(月額/子供1人)
母親100万円台…4~6万円程度
母親200万円以上…2~4万円程度
ケース3:年収350万円以上
父親の年収が350万円以上の場合、養育費の額は母親の年収によって変動してきます。
養育費は、子供1人当たり、月額4~10万円程度と高めになってくるでしょう。
父親350~450万円以内
母親0円…7~9万円程度(月額/子供1人)
母親100万円台…6~8万円程度
母親200万円以上…4~6万円程度
父親450~550万円以内
母親0円…8~10万円程度(月額/子供1人)
母親100万円台…7~9万円程度
母親200万円以上…5~7万円程度
年収550万円以上の場合は?
父親の年収が550万円以上の場合、養育費の額はかなり上がってきます。
母親の年収が0円なら養育費は子供1人当たり月額10万円以上支払う必要が出て来るかもしれません。
父親の年収がさらに高くなると、700万円レベルなら12万円以上、1000万円レベルなら 20万円以上>の養育費となるケースもあります。
(注:この数字はあくまで早見表の参考資料で、すべてのケースでこの金額に決まるわけではありません。)
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