「離婚したい!でも離婚後どうやって生活すれば・・・」
「離婚したら食べていけるか不安・・・」
「離れたいけど、離れたら精神的にまいっちゃうのかな・・・」
と離婚を考えながらも離婚後の不安があるというのは珍しい事ではありません。
人間は誰でも、新しい道に進むときや何かを捨てるときに悩むのは普通のことです。
でも、大丈夫。この記事で「離婚の流れ」「離婚の知識」を知ってもらえれば、離婚の不安もなくなります。
なぜなら、離婚したほとんどの人は、スッキリした気持ちになっているから。
この記事では、「離婚の流れ」「離婚の知識」のポイントを紹介します。
記事を読み終えると、離婚に向けて前向きな気持ちになり、不安なく離婚する心構えができるようになります。
「夫と離婚したいけど不安!」 |
離婚の不安は基本的な流れが分かれば和らぐ
離婚に対して不安があるのは、離婚の流れなどイメージが無い事ことで将来が見えていないからではないでしょうか。
ここでは、離婚のイメージをつかんでもらうために離婚の流れについて解説していきます。
離婚とは
離婚とは夫もしくは妻のいずれか一方から「別れたい」と申し出ることで、婚姻関係を白紙に戻すこと。
結婚当初事は人生の伴侶として歩むことを決意したはずですが、実際に夫婦として生活をスタートさせてみると理想と現実とがまったく違っていたことに気づくものなのです。
その違和感を解消、クリアすることができない夫婦が離婚という道を選択するのです。
周囲からみれば「そんなことで離婚するの?」と思うようなことでも夫婦でしか分からないことはたくさんあるでしょう。
離婚の不安には面倒な気持ちがある
離婚届けにサインをし「ハイさよなら」といかないのが離婚の難しさです。
結婚生活が長ければ長いほど処理するものがたくさんあります。
例えば、子供のこと夫婦で築いてきた財産、離婚後の生活の場所、生活費、苗字の変更から仕事、ありとあらゆるものを整理しなければなりません。
それが面倒で離婚をせず、仮面夫婦として生きている方々も少なくありません。
それだけ肉体的にも精神的にも負担を要する離婚ですから、できるだけ円満に終わることができるようにしなければなりません。
円満に離婚するにはいかに冷静に、そして感情を押し殺し譲れるところは譲る気持ちで望まなければ、泥沼の離婚トラブルに陥ってしまいます。
離婚の流れ
離婚の決意
離婚をすると決意したら、離婚後の生活のことをまず想像してください。
仕事を一度もした経験がない女性は仕事を見つけることができるか、当面の生活費はどうするかなどを考えましょう。
万が一仕事や収入面が厳しい場合には今すぐ離婚を夫に告げるのではなく、ある程度の貯金ができ就職のめどがついてから離婚を切り出すようにしてください。
離婚の意思を伝える
次に、夫に離婚の意思を伝えましょう。
突然離婚を言い渡された夫は混乱し、怒鳴りつけたりすることもあるでしょう。
だからこそ、自分だけは冷静に対応することを心がけ少しばかり考える時間を夫に与えてください。
絶対に避けたいのは感情的になってケンカをすることです。
口論となっては円満離婚はほとんど不可能です。
協議離婚で離婚を成立させたいなら、なおさら夫の感情を爆発させないよう注意しましょう。
離婚で揉めたら調停離婚
万が一協議離婚で話がまとまらなかった場合は次の調停離婚に進む事になります。
裁判所に調停の申したてを行い調停離婚をおこしましょう。
調停離婚では、二人の間に調停委員と呼ばれる方が男女2人の構成で入ってくれますので、先輩の意見も聞きながら円満離婚を導きましょう。
調停離婚でも離婚できない時は裁判離婚
それでも解決に至らなかった場合には最終的に法に離婚をゆだねるほかありません。
裁判離婚には、費用も時間もこれまで以上にかかります。
夫婦のプライベートもありませんし、結果によっては自分が望むものとはまったく違うことになっている可能性もあります。
離婚はできても円満離婚とはいえない状況になることもありますので、できるだけ協議離婚で離婚できるように努力してください。
離婚準備が重要
上記で離婚の流れについて説明しましたが、誰もがそうなるとは限りません。
大抵の人は協議離婚で離婚成立しているので、それほど心配する必要はありません。
また、離婚をスムーズに進めたいのであれば「離婚準備」が重要です。
準備ができていれば、それほど離婚は難しくないのです。
離婚の不安解消!離婚する前に知っておきたい5つのポイント
国内で離婚を決断する夫婦は、なんと3組に1組。
その数が多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれです。
ただ、離婚という選択は何も悪いことばかりではないということは明らかです。
このままの夫婦生活を続けては双方にメリットはないと判断できたのであれば、この先の幸せのための一方であると考えることもできるからです。
ここでは、円満に離婚するための方法を5つのポイントで紹介します。
ポイント1・心の整理をする
ありとあらゆる事を考慮したうえで離婚という決断を下したのであれば、顔を上げ前を向くほかありません。
離婚したら、すべてが悪い方向に進んでしまうのではないか、自分は人生に失敗したのではないかと深く落ち込んでしまう人がいます。
しかし、離婚に絶望し自分のうちに閉じこもってしまうと視野が狭くなり正しい判断ができません。
この状態のままで、離婚手続きを進めても後味の悪い離婚となりいつまでも後悔することに。
一人で心を整理できないのであれば、気心の知れた友人ご家族、プロの意見を参考に少しずつ心の安定を取り戻すようにしましょう。
ポイント2・離婚の知識を備える
離婚を決断したら、次に離婚に関するさまざまな知識を得る必要があります。
婚姻のときとは違い結婚生活が長くなればなるほど離婚に関するさまざまな法律が深くかかわってきます。
住んでいる場所、預金、子供、その他夫婦で築き上げてきたものすべてを整理しなければいけないため、それにかかわる法的知識は必要です。
何も分からないまま離婚手続きを進めると相手有利の方向で離婚が成立し後にトラブルに発展する可能性もあります。
ただ、素人が1日2日で法律の知識を備えることは容易ではありません。
さらに離婚という大変な時期に独学で離婚に関する法律を勉強することは不可能といっても過言ではありません。
そこで、上手に活用したいのが離婚に関するマニュアルです。
人生最大の決断をするのですから失敗と後悔のないよう、知識を付けておきましょう。
ポイント3・財産、名義、離婚証拠の整理
離婚後、もっとも苦労するのは女性です。
特に主婦業を長く続けてきた女性が、離婚したからといってすぐに仕事を見つけ収入を得られるとは限りません。
離婚後の生活を維持するには財産分与や慰謝料、その他受け取るべきものは確実に取らなければなりません。
そこで重要となるのが夫婦財産の把握、名義やローンなどの確認です。
財産分与の対象となるもののすべての資料を集め、あらかじめ自分用にコピーを1部作成しておくようにしましょう。
また夫の不貞行為が原因で離婚をする場合は浮気の証拠をきちんとそろえておく必要があります。
ポイント4・書面にする
離婚といっても方法はいろいろとあります。
国内でもっとも多く利用されているのが協議離婚です。
夫婦の話し合いで納得した上で離婚を成立させる方法となりますが、口約束はせず必ず書面に残しておくようにしましょう。
費用を手間はかかりますが話し合いのすべての内容を書面にすることで万が一の場合に大変役立ちます。
強制力のある書面としては公正証書、調停、裁判、審判となります。
ポイント5・離婚後の生活
離婚後の生活設計はとても重要です。
独り身で離婚した場合はすぐに仕事探しをしたりと積極的に動けるかもしれませんが、子供をつれて離婚する場合はさまざまな問題が浮上します。
子供の学校、転校、パート探しに引越し費用、新居探しなどなど、時間だけでなくある程度のまとまった費用も必要となります。
女が子供を抱えて生活をすることは並大抵の努力ではクリアできません。
離婚後の生活に戸惑わないためにもあらかじめ離婚後の生活をどうするか、じっくりと考えておくようにしましょう。
離婚で不安をなくすには、あなた自身の考え方が大事!
想像してみてください。
コップに水が半分入っています。あなたはそのコップを見て「もう半分しかない!」と思うのか「まだ半分ある!」と思うのか考えてみて下さい。
これは考え方には違いがあるという事の例え話ですので、どちらが正しいという事ではありません。
ですが、考え方によって心境が違ってきますし後の行動にも影響してきます。
「もう半分しかない!」と思えば、大切に飲むかもしれないし不安を抱きながら飲むかもしれません。
反対に「まだ半分ある!」と思えば、勢いよく飲むかもしれないし楽しい意気持ちで飲めるのかもしれません。
離婚もこれに近い事が言えるのではないでしょうか?
離婚は良い事なのか?悪い事なのか?
また、離婚後の生活は苦しくなるのか楽しくなるのかはあなたの考え方行動次第なのではないでしょうか?
そんな事を言われても「結局どうしたら良いのか解らない!」という方もいるでしょう。
「正しい離婚の考え方」「正しい情報を知る」事が重要
人間が恐怖を抱くのは、想像も出来ない事や悪いイメージを持っている事から恐怖心が出てきます。
泳げない人が抱く恐怖は、自分が泳げない事で「沈んでしまう事」「水を飲んでしまう事」「苦しい事」ですが、実は人間の体はギリギリ浮くか沈むかというバランスを取ります。
ですので、じっとしていれば自然に浮き上がってきます。その時に顔を出すように手や足を少し動かせば息をするのは難しくありません。
これは、知っている人と知らない人では差が出てきます。また、水に対して恐怖心が無い人は水に落ちても冷静な対応が取れる事で、溺れる事はありません。
つまり、離婚に対しての不安はあなたが正しい知識を持っていない事と、世間で知られている離婚の悪いイメージを持っているからなのかもしれません。
また、一般的には悪いイメージや悪い事の方が世間に広がりやすいので、離婚したら悪い事が起こるというイメージが付きやすいのかもしれません。
ですので、ここで重要な事は正しい知識と考え方を身に付ける事なのです。
離婚したいけど離婚後の不安がある!という方は次のページを見てみるとよいでしょう。
きっとあなたの知らない情報があります。まずは確認して見ることをおすすめします。
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