離婚する夫婦が所有している自動車が共有財産で、離婚時の財産分与の対象に当てはまっている時の対処には3種類あります。
1、夫が車を受け取る
2、妻が車を受け取る
3、車を売って代金を分ける
この3種類の方法で車を分けた場合のやり方を説明します。
1、夫が車を受け取る
夫側が車を受け取って持ち主になる方法です。
車が夫婦の共有財産である場合、名義がどちらの名前になっていても関係ありません。名義のいかんに関わらず「車は夫婦二人の財産」と考えます。
そこで車を買取業者などの査定にかけ、現在の評価額を算定してもらって財産の合計額に加えます。
その財産の合計額を2で割った金額を夫婦それぞれが受け取るというわけですが、車を受け取った側はお金ではなく車という現物をもらうという形になります。
【計算例(車の査定額が100万円のケース)】
住宅1000万円+預貯金500万円+車の査定額100万円=合計1600万円
1600万円÷2=800万円(本来の夫婦各自の受取額)
800万円-車の査定額100万円=700万円(夫の実際の受取額)
計算上は夫婦ともに共有財産の2分の1である800万円を各自が受け取るというのが基本的な考え方です。
すべての財産のうち現金換算100万円の車を夫が引き取る場合は、800万円のうち100万円を車という現物で受け取ったと解釈します。
2、妻が車を受け取る
妻が車を受け取って持ち主になる場合も、上記の夫が車を受け取った(1)のケースと同様です。
夫婦の共有財産は夫と妻で2分の1ずつ受け取るというのが昨今では一般的な分け方となっています。
これは夫婦共働きであっても、妻が専業主婦であっても変わりありません。
3、車を売って代金を分ける
夫婦どちらも車を受け取らない場合、車を売って現金を二人で分ける方法が一般的です。
車を売れば現金化できるわけですから、預貯金と同じく現金として2分の1ずつ受け取る事ができます。これは最もシンプルな車の分け方です。
ここで注意しなければならないのは、車の査定額(評価額)はあくまで査定額であり、実際にその金額で売れるとは限らないという事です。査定を依頼した時点では評価額100万円の車でも、売却する時期がズレると120万円になったり、逆に80万円に下がるという事もあります。
後々のトラブルを避けたいなら、車を売って現金化してから財産分与をするようにしてください。
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