「絶対に妻と離婚したい・・・」
「何が何でも妻と離婚したい・・・」
一度そう決めると、できるだけ早くスムーズに離婚を成立させたくなりますよね。
離婚の話し合いは何かと問題が起きやすく、そう簡単に離婚が成立するとは限らないものです。
例えばちょっとした事で妻を怒らせたりすると、ただでさえ面倒な事の多い離婚話がさらに複雑化して円満離婚が遠のいてしまいます。
ここでは離婚話がスムーズに進まない3つの原因と、その対処法のコツについて紹介しますので参考にしてみてください。
1.互いの主張が強すぎて一歩も譲らない
離婚を決意したとはいえ、二人はこれまで一つ屋根の下で生活してきた関係なのですから、お互いに相手の性格や癖などは熟知しているはずです。
それにも関わらず、離婚の話し合いで相手の性格を無視して自分の意見ばかりを主張しようとすると泥沼離婚に陥りやすくなります。
夫婦が互いに一歩も譲ろうとしない状況は、決して良い方向へとは進みません。
離婚原因が何であれ、円満離婚を望む気持ちがあるのなら、自分の意見ばかりを主張するのではなく相手の声に耳を傾けるという姿勢が重要です。
かりに妻があなたを批難しようと泣きながら自己主張しようと、冷静な気持ちで「何が言いたいのか」を理解できるよう努力しましょう。
女性は離婚を迫られると、情緒不安定になったり、感情的になったりする傾向があります。
離婚問題で不安になり苛立っている妻に対して、夫が自分の意見ばかりを押し通そうとしたのでは上手くいくはずはありません。
円満離婚に必要なのは、自分から先に相手の気持ちに理解を示すという事です。
2.話し合いに親や友達が介入してくる
妻と二人だけで離婚問題をじっくりと話し合いたいのに、妻の母親や女性の友人などが介入してくる場合があります。
離婚の話し合いに妻側の第三者が同席すると、女性優位の話合いになる可能性が高いので注意しましょう。
女性が複数集まると、男性がどう大声を上げてもその声は相手に少しも届かない…というケースも少なくありません。
特に妻の母親が介入してきた場合、離婚話がこじれて複雑化する事が多いようです。
夫婦のトラブルや離婚は、両親への依存性が大きい子供に怒りやすいというデータもあります。
何事につけても妻が両親の意見を求めてしまうようなタイプなら、それが離婚の原因の一つになっている事もあるのです。
離婚の話し合いは夫婦二人ですべきものである事、この問題は二人に任せてほしい事などをやんわりと伝え、親や友達の介入は遠慮してもらうように説得しましょう。
妻側の人間を敵に回したら円満離婚が難しくなりますので、あくまで冷静にやんわりと納得させてくださいね。
3.妻が離婚を拒否している
妻がかたくなに離婚を拒否し、話し合いにも応じようとしない場合は問題が長引く可能性があります。
その場合、円満離婚のコツはありません。
とにかくあせらず、慎重に事を進める事、それにつきます。
夫婦生活はすでに破綻していたかもしれませんが、離婚というものが現実になってしまった現在、妻の頭の中は驚きと混乱でいっぱいなのかもしれません。
その驚きや混乱がおさまらないうちに結論を急がせても、絶対に良い結果を導く事はできないでしょう。
ここはひとまず、妻の混乱が落ち着くまで待つようにしましょう。
例えば「しばらく一人になってゆっくりと考えてみて」といった言葉を掛け、思いやりを持って妻に接するようにしてください。
このように冷静に対応する事で妻は混乱を整理し、落ち着いた態度で話合いに応じてくれるようになるでしょう。
離婚が無事に成立するまでには、かなりの時間と体力・精神力が必要です。
その時々の状況をよく理解し、焦らず冷静に対応する事が円満離婚への近道です。
妻と離婚したいのに同意がもらえないで悩んでいる方
|
離婚したいのに出来ずに悩んでいる方
|