円満離婚を目指すのなら、絶対にやってはいけない事があります。
離婚問題で失敗して後悔しないためにも、以下の4点に注意してください。
その1「一人で考え込んでしまう」
ほとんどの男性は、家庭内のトラブルや自分の悩みを他人に話せないものです。
たとえ離婚問題で悩んでいたとしても、身近な友人にすら相談しないというタイプの男性は少なくありません。
その気持ちは理解できる部分もありますが、離婚という問題に関しては一人で考え込んでいても解決が難しくなるばかりなのです。
離婚問題について「もう、自分だけではどうにもならない」と判断したら、親友や実家の家族に今の気持ちを聞いてもらうようにしましょう。
友人や家族に相談してアドバイスをもらい、離婚を決断しろというのではありません。
親しい相手に対して心に抱えている感情を吐き出すだけで頭が整理され、離婚という難題に立ち向かう事ができるようになるからです。
心を許せる友人や親族がいない場合には、離婚相談を専門としているカウンセラーを利用するのも一つの方法です。
自分自身の気持ちが整理できていれば、妻と向き合った時の緊張感の中でも感情のコントロールがスムーズにでき、冷静に話合いに対応できるでしょう。
その2「離婚を簡単に考えてしまう」
離婚を「まあ、何とかなるでしょう!」などと簡単に考えている男性は、いつか痛い目に合う可能性があるので注意してください。
離婚が大変なのは、何も妻と離婚話をするときばかりではありません。
とにかく離婚さえできれば後はどうにかなる、という考え方では離婚後に大変な状況に陥る場合もあるのです。
最悪の事態を回避するためには、
・離婚話をどのように進めるべきだろうか
・離婚後に自分はどんな生活をしているのだろうか
・妻がいない生活はどうなるのだろうか
・離婚した自分は世間一般からどう見られるのだろうか
など、あらゆるシチュエーションを予想してシミュレーションしてください。
辛い結婚生活だったと感じているなら、次こそはと前を向きに気持ちを切り替える必要があります。
ただし、それを実現するためには、今乗り越えなければならない問題に真剣に向き合い対処しなければなりません。
十分な準備も覚悟もないままに、安易に離婚を決断する事は大変危険です。
その3「焦って決断してしまう」
一刻も早く離婚を成立させたいと焦って決断する事も、妻に「とにかく早く離婚届けにサインしてくれ」と結論を急がせる事も絶対にやってはいけません。
泥沼離婚や離婚後のトラブルを抱えている人の多くが、離婚の際に最大限の努力をしなかった人です。
離婚は、人生最大の決断とも言えるものです。
そこに時間をたっぷりとかける事は、当然の事ではないでしょうか。
自分自身だけでなく、妻に対しても考える時間を与える事、それがなければ円満離婚はできません。
その4「感情的になってしまう」
離婚問題が泥沼になるのは、互いが感情的になる時です。
夫婦が多くの問題を抱えているから、離婚を考えるに至っているわけです。
一つ一つを冷静に話し合ってこそ、一歩ずつ離婚という決断に歩み寄る事ができるのですが、どちらか一方が感情的になってしまうと話を先に進められません。
離婚を突きつけられた女性の中には、感情的になってしまう人もいるでしょう。
そんな女性に対しても、常に冷静に対応できるだけのゆとりと思いやりを持ってください。
円満離婚を成立させるためには、妻や自分が感情的にならないように第三者が大勢いるカフェや喫茶店、ファミレス等の環境を利用するのも一つの方法です。
そのほかにも、共通の友人や離婚問題のプロに間に入ってもらう、という方法もあります。
難しい問題を後回しにして、最初のうちは解決できそうな問題から手をつけるのも円満離婚への近道です。
離婚を1日や2日で成立させようとは考えず、問題を一つずつ地道に解決するよう心掛けましょう。
妻と離婚したいのに同意がもらえないで悩んでいる方
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