ギャンブルが絶対にダメとはいいませんし、夫婦生活を営むにあたって時に借金も必要でしょう。
しかし、ギャンブルの資金源として借金に手を染めるような配偶者とは今すぐ離婚を考えるべきです。
そのようなパートナーは借金が完済できたとしてもまたすぐに新たな借金を作る可能性が高いのです。
借金の返済に首が回らなくなったころ、目の前にいるパートナーに代わりに返済してと懇願することもあるかもしれません。
法的効力のある借用書の作成
ギャンブルに明け暮れ生活費も入れないようなパートナーとはすぐに離婚を考えるべきですが、なおも夫婦生活を解消する気持ちが無い場合にはまず夫婦間のお金の貸し借りをはっきりとさせましょう。
ギャンブル依存になっている方はパートナーの収入やそのご家族、ご兄弟等からお金を借りることもあります。
もしも夫婦間で金銭の貸し借りが合った場合、離婚後のことも視野に入れ借用書を作るようにしてください。
夫婦の場合、お金の貸し借りがあっても通常口約束となります。
信頼し合っている二人なのですから約束を破ることもないはずですが、ギャンブルの資金源にと考えているような配偶者の場合には、いつ何があってもいいように法的効力のある借用書つまり、公正証書でその事実を残すようにしましょう。
クレジットカードなどの管理の徹底
次に重要なのはクレジットカードの名義と保証人です。
ギャンブルによって借金を作っている人の場合、妻や夫のクレジットカードを勝手に持ち出し借金を繰り返している危険性があります。
いくら夫婦関係であるといっても内緒で持ち出して借金をした場合は、名義人である人へ支払い義務が生じる危険性は回避できますが、万が一そのクレジットカードが夫婦共有のものだったり、家族カードの場合は状況は異なります。
最近人気のこれらのカードは互いの合意無く自由に活用出来る為、知らずに借金が増えていたというケースも少なくありません。
また夫や妻に依頼された見知らぬ借金の保証人にならないように気をつけましょう。
このような場合、離婚後借金返済の義務が発生することもありますので十分な管理が必要です。
離婚は早急に
ギャンブルと浮気、そして浪費による借金癖のある人は、死ぬほど努力をしなければ自分自身を変えることはできないと言われています。
そのような配偶者を抱え、借金まみれになってしまっては離婚後の生活も安泰とは行きません。
特に夫婦の間に子供がいる場合には、借金まみれの配偶者から離婚後養育費を得ることも難しくなるでしょう。
場合によっては、借金を理由に離婚ができない可能性もありますので子供がいない、身軽なうちに離婚を検討することも一つの方法です。
借金やお金の問題で離婚を悩んでいる方
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