夫からの悩みで多いのが、毎月きちんとお給料を妻に渡しているのに、たったの数週間で「生活費が足りない」と申し出る妻がいるということです。
家計のやりくりは、通常奥様が担当するのが一般的です。
夫は、毎月のお給料から生活に必要な金額のみをまとめて奥様に渡すケースやお給料のすべてを一旦妻にわたし、その中から小遣いを受取っているなど夫婦の数だけやりくりは様々です。
稼ぎによっては毎月のやりくりがとても厳しく、妻がパートに出ることもあるでしょう。
逆に夫の稼ぎが十分である場合は妻は主婦業に専念し、家事育児全般を担当かつ貯蓄もしっかりと行なっているはず。
ただ、そう思っているのは夫だけで「生活費が足りない」と口では毎月の生活が圧迫しているようにみせてちゃっかり貯蓄をしている妻、自分の好きなブランド品や化粧品に浪費している妻、本当に家計が圧迫している人など真実も色々とあります。
男性に比べると女性は計算高く、万が一夫に何があっても十分な生活ができるようにと色々な準備をしているものです。
しかし、浪費癖や見栄によって夫の知らないところで借金まみれの生活に浸っている妻も存在します。
借金まみれの妻のとばっちりを食らいたくないと、すぐに離婚を考える方もいますが大変危険です。
なぜなら、場合によっては離婚をしても妻の借金を夫が支払わなければいけない状況になる事もあるからです。
もしかすると借金している?と疑問を抱いていしまう妻に対しては、離婚前に身辺調査を行なうのがベストです。
借金の有無を明らかにし離婚の際にきちんとした返済方法を話し合い、問題をクリアにしてから離婚することをおススメします。
妻に内緒で借金の有無を調べるのは不可能?
ある程度の費用を使い探偵など専門家を雇えば、それなりの情報を得ることはできるかもしれませんが、自らの力で妻の借金の有無を内緒で探すことは難しいでしょう。
信用情報センターなどの機関を利用し現在の妻の借金を調べることはできますが、その場合は債務者本人の申し出が必要です。
お金にだらしのない妻であると判断する場合には、すみやかに妻に情報開示を行なうよう相談しましょう。
最近は、各関係機関のURLにアクセスしそこから手続きを行なえば、PFDファイルにてすぐに情報の確認ができるシステムも利用できますので、状況が悪化する前にすみやかに対処するようにしてください。
各関係機関への情報開示手続きには数百円から数千円の費用が必要となりますのでサイトを確認してください。
主な信用情報センター
指定信用情報機関のCIC
割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業系の信用情報が調べられます。
JICC 日本信用情報機構
主に消費者金融業系の信用情報が調べられます。
全国銀行個人信用情報センター
銀行や信用金庫などの金融機関系の信用情報が調べられます。
最近ではほとんど境目がなくなってきているようですので、この3つの機関で信用情報の確認が出来ればほとんどの借金が確認できるはずです。
借金癖の改善は難しい?
妻の借金が明らかになった時点で離婚を考えるのは当然です。
ただ、借金の状況によっては離婚した場合でも返済義務から免れない事もありますので、注意をしましょう。
問題が複雑な場合は、夫婦だけで離婚の話し合いを進めるのではなく、弁護士もしくは離婚問題を専門としている機関に相談するようにしましょう。
「借金は絶対に返済するから」と口約束だけで離婚手続きに応じてしまうと、これまで一度も借金をしたことがないまじめなご主人の離婚後の生活に大きな悪影響を与える可能性もゼロではありません。
お金にだらしの無い方は残念ですが、人の信頼をも簡単に裏切ってしまう特徴もあります。
一度は愛した女性とはいえ、何度言っても借金を繰り返すような人とは、早急に離婚を考え新しい人生が踏み出せるよう対策をとりましょう。
借金やお金の問題で離婚を悩んでいる方
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