配偶者の不貞行為や暴力、その他不貞行為や性格の不一致など様々なトラブルを抱えている夫婦は、離婚という手段を視野にいれているでしょう。
双方が離婚をしたいという意志が明確であれば、スムーズに離婚に向けて話し合いができると思いますが、一方が離婚したくてももう一方が全く離婚という事を考えていない場合は、どのように話を切り出したらいいのかと悩むと思います。
離婚をしたい気持ちを抑えながら日々の生活を続けるのは、精神的に良いとは言い切れませんので、離婚を現実にするためにもどのような行動を取ればいいのか考えてみましょう。
離婚に適したタイミングを作る
結婚は、タイミングという言葉をよく耳にすると思いますが、きっと離婚も同じで、タイミングが重要だと思います。
ただ、離婚をしたい意志は強いものの、相手にどうやって、いつ、どのようなタイミングで離婚をしたいという気持ちを伝えればいいのか思い悩んでいる人も少なくありません。
なんとなく夫婦関係が破綻している場合には、離婚の話も切り出しやすいと思いますが、相手が全く離婚について考えていない場合や夫婦関係もなんとなく、成り立っているという場合には、どうしても離婚の二文字を切り出す事はできないでしょう。
熟年離婚の場合は、特に長く夫婦を続けているわけですから、今更離婚なんてと思われてしまい、離婚を切り出しても親権に取り入れてもらえない場合もあるでしょう。
ただ、離婚という決断を下すまでには、長くつらい思いを我慢し、葛藤し続けた結果だと思いますので、離婚を切り出すタイミングがさらに遅くならないよう離婚の意思を明確に伝えるようにしましょう。
すぐに離婚という手続きに話を進めるのが難しい場合は、暫くの間別居したいという方法で、相手に申し出るのも離婚をする方法の一つです。
別居という方法は、離婚した後の生活の予行演習にもなりますので、実際にパートナーと離れて一人の生活を実践してみるといいでしょう。
別居をすることで、これまで離婚について、全く考えていなかったパートナーも二人の関係をこれまで以上に考え、離婚を切り出した側に真摯に向き合う事が出来るはずです。
子供がいる夫婦の離婚
ただ、子供がいる場合には、自分勝手な気持ちで別居をしたり、離婚をするというのはあまり好ましくありません。
子どもにとって、離婚とは、親の勝手な都合でしかありません。
子供が受験にむけて一生懸命に取り組んでいる時や新学期などは、親の離婚によって環境を大きく変化させるのは、子どもにとって悪い影響を与えてしまいます。
子供にとっての大切なシーンで、家庭内に問題が発生するとデリケートな感受性を持っている子供は、将来までもが台無しになる危険性をひめています。
離婚を考える夫婦の間に子供がいる場合には、子どもの環境をよく考え、悪い影響をできるだけ避けられるよう、一番に子どもの事を考えて行動しなければなりません。
また離婚をする場合は、親権問題も発生しますが、夫婦同士で子どもとの生活を決めるのではなく、子どもがどの親についていきたいのか、今後どうしたいのかなどの意見を最初に聞くようにしましょう。
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