離婚をするためには心の準備とお金が必要となります。
感情的になって離婚を急いでも離婚後に後悔ばかりが多くなります。
準備を整えて離婚を成立させた人の離婚後は安定した生活をおくっており、夫婦関係が破綻していた時に苦しい思いをしていた時期を取り戻すかのような幸せな日々を手に入れています。
結婚という最大の幸せを壊してまで決意した離婚ですから、離婚後悔いのないような生活が出来るようにしなければ意味がありません。
そのためにも離婚後後悔がないよう事前の準備と心得が必要なのです。
相手に切り出されてしまった場合には離婚の事前準備というものは難しくなりますが、自分から離婚を切り出す場合には様々な準備をしっかりと整えておきましょう。
時間がかかっても準備万端で離婚の話し合いに臨んだ方が賢明だと言えます。
離婚準備に向けての日々はこれまで以上に苦しい経験をするかも知れません。
ただここでグッと我慢できないようではこの先に起こる様々な問題を乗り越える事は本当に難しいでしょう。
離婚に向けた費用・お金の準備
賢く離婚するための方法としては、離婚前に離婚後の生活を考えたゆとりのあるお金が必要となります。
まず離婚に必要とされている費用に「弁護士費用」や「調停・裁判にかかる費用」「公証人による公正証書の作成代行料」などがあります。
協議離婚の場合には弁護士費用は特に必要ありませんが、慰謝料や養育費、財産分与など金銭的な取り決めや親権、面接交渉権等の決め事については、文書化する必要があります。
その場合、効力のある公正証書にし、書面化することが良いでしょう。
さらに離婚後の引越しをする場合には「引越し費用」や「身の回りの道具を揃える為の費用」が必要となります。
また1ヶ月どのくらいで生活出来るのかを事前に計算してみましょう。
貯蓄がある場合には、現在の貯蓄でどのくらいの期間カバーできるのかを計算し、仕事をしている人は自分の収入だけで生活を安定させる事ができるのかを計算してみましょう。
離婚に向けて必要な準備
その他にも自分名義の口座や銀行口座を新しく作っておくようにしましょう。
離婚後、慰謝料や養育費の支払いがスムーズにできるよう、離婚前に口座を準備するのが常識です。
また夫婦で共有している車や住宅などについては、どのように分割するの具体的に検討する必要があります。
財産分与については手続きや話し合いが面倒くさいからという理由で放棄する方もいますが、後々高い確率でトラブルになっている可能性がありますので注意をしましょう。
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