円満離婚に必要なポイントは「感情をいかにコントロールできるか!」そして経済面にどう折り合いをつけ「離婚後の生活設計」を用意周到にできるかどうかです。
女性にとって、離婚とは人生における最大の難関なのです。
離婚を幸とするか不幸とするかは、離婚にどのように対処できるかで決まるといっても過言ではありません。
だからこそ、どんなにイラつき腹を立てる相手であっても、結論を急いではいけません。
気持ちをグッとこらえ離婚後の生活設計を完璧にする
不貞行為にセックスレス、暴力に暴言などなど相手に対する苛立ちが爆発し「もうやってられない、今すぐ別れてやる!」と意気込んではいけません。
感情的になって家を飛び出し「離婚だ離婚だ」と叫んだところで、相手の思うようにしか事は運びません。
相手有利の離婚になってしまったら、離婚後後悔するのは女性であるあなたです。
どんなに、嫌で顔も見たくない相手であってもここは一つ自分の気持ちに蓋をし、離婚後どのような生活ができるのかを考えてみましょう。
専業主婦を長く続けてきた人なら、すぐに仕事を見つけることも生活を維持するだけの収入を確保することが難しいでしょう。
離婚後の生活を維持するためには慰謝料、生活費、パートなどすべてにおいて準備をしなければなりません。
またサラリーマンの夫の場合、年金分割の制度を利用することもできるでしょう。
怒りを相手にぶつけ感情的に離婚を申し付ける前に、相手から受け取れるだけの金銭を調べ自立するための仕事を探すことをお勧めします。
その準備に時間をかけてもいいでしょう。
とにもかくにも離婚後の生活を完璧に整えるまで、気持ちをグッと抑えることができる人だけが円満離婚への道が開かれています。
相手に対する気持ちの整理をする
夫婦が離婚する原因はいろいろとあります。
例えば、夫の浮気が発覚したことで沸きあがる一時的な感情だけで離婚を決意するかたもいるかもしれません。
また、夫と長く会話がなく夫婦として破綻していると思い込んで離婚を考えている人もいるでしょう。
どんな理由があるにせよ、離婚という気持ちが固まった以上その原因をほりさげ時間をかけて考えて見ましょう。
本当に離婚するだけの原因なのか、相手に未練は少しもないのかよくよく考えてください。
なぜなら、少しでも相手に対する気持ちが残されていたまま、感情的に離婚をすることで絶対に後悔するからです。
離婚後「一からやり直したい!」新しい人生に心おきなく踏み出したいのであれば自分の気持ち、相手の気持ちに正面から向き合い、円満離婚に向けて整理してください。
具体的な金額を計算してみる
離婚の意思が確実になったら相手に離婚を告げるまえに、離婚後の生活で実際にどのくらいの費用がかかるのかを計算しましょう。
現在の家から引っ越さなければならない方は引越し費用、新居の入居費、家具家電、当面の生活費が必要となります。
離婚前にパートや就職先を見つけることができるのであれば、約1ヶ月くらいの生活費だけで十分かもしれませんが、離婚が成立してから本格的に仕事探しをする予定の方は、3ヶ月から半年もしかすると1年間仕事に就けない可能性もあります。
すべての金額を計算し最低でも半年分の生活費を貯金しておく必要があります。
貯金の額によっては、今は離婚すべきタイミングではない可能性もあります。
慰謝料や養育費があるから大丈夫、とそれに頼ってはいけません。
離婚した配偶者に離婚後どんな生活がまっているかなんて誰にも予想できません。
あてにしていたはずの慰謝料や養育費がストップしたときに、あたふたしないためにも自分の力で生活できるだけの準備をしましょう。
夫と離婚したいのに拒否されて悩んでいる方
|
離婚したいのに出来ずに悩んでいる方
|