夫(妻)のことはとても信頼しこの先もずっと一生をともに歩みたいと思っていてもそれを邪魔する者がいます。
それは、切っても切り離すことのできない身内です。
結婚後に義両親の借金が発覚し、その影響が心配で離婚を考えているというケースも少なくありません。
ご両親が作った借金ですからその息子(娘)夫婦が返済する義務はありません。
ただ、身内のことですから無視はできないのが一般的です。
ご両親の年齢が高齢であればあるほど問題は深刻です。
この場合、借金による影響を避けるため離婚を選択すべきなのか、それとも他に方法があるのか考えてみましょう。
サラ金の数百万は致命的?!
借金の額や質、借り入れ先によっても様々な考え方がありますが、まず最初に確認したいのがどこからの借金なのかです。
サラ金と呼ばれるところは、今はなくほとんどが「銀行系」といった文言が加えられていますので気軽に借金をしてしまうのが一般的かもしれません。
中には主婦やアルバイト、パートといった安定しない職業のかたでも案外簡単に借金が組めるようになっているのが問題です。
ただ、このような消費者金融などから数百万単位で借金をするととても危険です。
一括返済をしない限り一生涯返済地獄から抜け出すことは難しいでしょう。
ましてや高齢のご両親になると、収入は年々激減生活するだけでも一杯一杯でいずれ返済が滞ることが予想できます。
借金をした業者によっては身内にまで借金の取立てが来るケースもありますので、その場合は毅然とした態度で接するようにしましょう。
しかしながら借金による返済と執拗なまでの取立てによる日常生活では、精神的なダメージは計り知れずそれを見てみぬフリできないのが家族というものなのです。
夫(妻)の両親が作った借金であるから私たち夫婦には関係ないといつまでいいきれるか、時間の問題でいずれ借金返済の余波は夫婦の問題となって離婚の危機を招くことでしょう。
早急にプロに相談しよう!
借金の金額が高額でかつ離婚を回避したいのであれば、まずはプロに相談することをオススメします。
なぜなら、もしかすると夫(妻)の名義がご両親に無断で使用されている、もしくは夫(妻)に内緒でご両親の借金に関わっている可能性もあります。
泥沼の借金生活に陥らないためにもプロのアドバイスを受け正しく処理をすることが望ましいでしょう。
あまりにも多額の借金で返済ができないと判断されれば、自己破産または長く返済を続けているのであれば、任意整理による借金返済の軽減など色々な方法が見つかるかもしれません。
また夫(妻)の名義の場合は状況に応じ、名義変更の許可が下りることもあるはずです。いずれにせよ早期の対応が必要です。
借金やお金の問題で離婚を悩んでいる方
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