自分にとって有利な離婚とは
縁あって結ばれたカップルでも、離婚となると自分自身の将来を考えて行動しなければなりません。
「離婚後も仲良くしたい」「憎み合って別れたくない」というなら別ですが、夫婦別れして新しいスタートを切りたいなら自分なりの有利な離婚を考える必要があります。
そこで多くの女性が直面するのが「気持ちが大事」なのか「お金の額が大事」なのかという問題です。
女性の離婚には精神的なダメージが付いて回ります。
そうした気持ちのうえのダメージを払しょくするのか、それとも離婚後も困らないお金を手にする事を優先するのかと迷う人も少なくないでしょう。
「気持ち」を優先するべき?
離婚条件で大切なのはお金の額ではなく「気持ちの問題」と考える女性もいます。
現代社会では離婚は珍しい事ではなく、軽いイメージでバツイチなどと口にされる機会も増えて来ました。
しかし、女性にとっては離婚の事実が不利に働くケースも少なくはなく、精神的に負担と感じたりネガティブな感情を抱く場合もあるようです。
そうした意味合いから離婚時の条件として「夫からの謝罪」を求めるケースも多数見られます。
具体的には、夫が離婚の原因は自分にあると認めて正式に謝罪してほしいと要求する女性が多いという事です。
もちろん夫側が原因と認めたうえで離婚するわけですから、何らかの慰謝料的なものは発生してもおかしくはないのですが、それ以上に謝罪を求める気持ちが強いといえるでしょう。
やはり「お金」が物を言う?
一方、夫の謝罪よりもお金の額が重要だと考える女性が多いのも事実です。
女性が離婚後に一人で生きていく、もしくは子育てをしながら独立してやっていく為にはお金の有無は重要な問題です。
そこでポイントとなってくるのが、夫婦の財産分与や離婚の慰謝料、子供の養育費などの「お金」の問題になります。
例えば、共同財産の分け方、離婚慰謝料の金額、養育費の金額や支払い方などに注目する女性も少なくありません。
仮に夫側が自分の非を認め正式に謝罪したとしたら、それに見合う慰謝料もしくは財産分与を要求していくというスタイルです。
言い換えると「謝罪の気持ちをお金という形で現わす」という事を求めているわけで、中には「元・夫から取れるだけお金を取ってやる」という女性もいるそうです。
これもまた、女性にとって有利な離婚条件の一つといえるでしょう。
自分の納得=有利という考え方
どのような理由で離婚するにせよ、独身に戻った後は自分自身の人生を切り開いていく事になります。
男女同権、女性パワーといいながらも、現在の社会では女性にとって離婚は大きな一つの区切りで、再婚や再就職、子育てなどの面で不利になる可能性もあるはずです。
そうしたリスクに配慮したうえ、自分にとっての「有利な離婚」の条件を熟慮してください。
夫と離婚したいのに拒否されて悩んでいる方
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